新NISAシリーズ全4話を書き終えて|気づいたこと、整理できたこと

投資・資産形成

4話、書き終わりました。

最初は「始めたきっかけを書くだけ」のつもりでした。
それがいつの間にか、2年分の記録になっていました。

この記事では、4話の流れをまとめながら、
書き終えてみて自分が整理できたことを書いておきます。
シリーズを読んでいない方も、ここから入っていただける内容にしています。

シリーズの流れ

まず、4話の構成を簡単に紹介します。

第1話:月1万円から始めたNISA。オルカン一本に決めた理由

NISAを始める前の迷いと、なぜオルカン(全世界株式インデックス)一本に絞ったかの話。
「投資をやらない理由が見当たらなくなった」という感覚が、スタートの正直な動機でした。
銘柄選びで迷い続けて何もしないより、シンプルに始めることを優先しました。

第1話を読む

第2話:2024年NISA積立記録|年末残高+10.7%を公開する

1年目の記録。3月に月1万円でスタートして、8月から月3万円に増額しました。
2024年末の状況は、元本54万円・評価額597,601円・含み益+10.7%。
8月の相場下落で一時的に含み損になった局面があり、そのときの自分の感情も正直に書いています。

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第3話:NISA積立を一時減額した理由と2025年末残高公開

2025年に入って、積立を月1万円まで絞った話。
理由は「生活防衛費が心もとないと感じたから」です。
NISAを優先するより、まず足元を固めるべきだと判断しました。
2025年2月に防衛費400万円を達成してから積立を元に戻し、2025年末の含み益は+25.9%になっていました。

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第4話:元本1800万まであと何年?我が家のNISAロードマップ公開

現在の積立ペース(月5.5万円+年間ボーナス投資20万円)で試算すると、
元本1800万円への到達は2044年の見込みです。
18年後という長い道のりですが、数字にしてみると
「続けるだけでいい」という感覚が持てるようになりました。

第4話を読む

書き終えて、整理できた3つのこと

① 始める前の「迷い」は、情報不足ではなく経験不足だった

第1話に書いたように、NISAを始める前はかなり迷いました。
「本当に大丈夫なのか」「損したらどうするのか」という気持ちは、
当時の自分にとってはリアルな不安でした。

でも今振り返ると、あの迷いは「情報が足りなかった」のではなく、
「実際にやった経験がなかった」だけだったと思います。
調べれば調べるほど不安が増えていたのは、
情報を増やしても経験の代わりにはならないからだったんだと、やってみて初めてわかりました。

始めてみれば慣れること、始めなければずっと慣れないこと。
それだけのことでした。

② 下落局面でも続けられたのは、仕組みのおかげだった

第2話に書いた2024年8月の下落。
あの時期、評価額が元本を割り込む日がありました。
それでも「売ろう」とはならなかった。

ただ、それは自分のメンタルが強かったからではないと思っています。
毎月自動で積立が実行される設定にしていたので、
「どうしようか」と判断する機会がそもそもなかった。
続けるかどうかを悩む隙がなかった、というのが正直なところです。

仕組みで動かすことの意味を、下落局面で初めて体感しました。
「意志の力で続ける」のではなく、「考えなくても続く状態をつくる」こと。
長期投資において、これが一番大事なことかもしれないと今は思っています。

③ NISAより防衛費を先にした判断は、今も正しかったと思っている

第3話の方針転換は、自分の中でも少し迷いがありました。
「せっかく増額したのに、また減らすのか」という気持ちがゼロだったとは言いません。

ただ、「長期投資の前提は、今の生活が安定していること」という考えは変わりませんでした。
住宅ローンがあって、子どもが2人いて、
生活防衛費が数ヶ月分しかない状態でNISAを優先するのは、順序として違うと感じていた。
だから減らした。

防衛費を整えてから積立を戻したことで、
今は「この水準なら続けられる」という安心感があります。
方針転換を迷いなく実行できたのは、判断軸がはっきりしていたからだと思います。

「2044年」という数字が持てたことの意味

第4話で書いた「2044年」という目標年は、今から18年後のことです。
書いていて「遠いな」と思う気持ちはありました。

でも同時に、ゴールが決まっていることの落ち着きもありました。
あとは毎月の積立が積み上がっていくのを確認するだけでいい。
それだけで方向性を保てている。
この感覚は、数字を出してみて初めて得られたものでした。

老後に求めているのは、豪華な暮らしではありません。
「孫にお金を使える余裕」と「夫婦で旅行できる余裕」。
普通に生活できて、少し楽しめる余裕があればいい。
そのための準備をコツコツ積み上げている感覚が、今はあります。

これからNISAを始める方へ

このシリーズは、完璧な運用の話ではありません。
途中で積立を減らしたり、方針を変えたりしながら続けてきた記録です。

それでも「やめなかった」ことが、今の含み益につながっています。
含み益+25.9%という数字も、続けていなければ存在しなかった数字です。

月1万円でも、オルカン一本でも、十分だと思っています。
始めるタイミングを探し続けるより、始めて経験を積む方が、ずっと早く不安が消えます。

このシリーズが、誰かのNISAを始めるきっかけになれば、書いてよかったと思えます。

シリーズ4話で書いた判断軸を、実際の口座選びに落とすときの参考に。NISAはマネックス証券(dカード積立)、iDeCoは松井証券(運営管理手数料0円)を、私の目線で調べた記事を残しています。

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