資産形成の記事を読むとよく「入金力が大事」「複利が効く」と書いてあります。
そのとおりなんですが、自分が今どの段階にいて、何をがんばればいいのかは、意外と語られません。
今日は、資産形成の「フェーズ」と、我が家が今どこにいるのかを、正直に書いてみます。
結論から言うと、我が家はまだ「自分の努力が数字を動かす」段階の入り口です。
資産形成には、3つのフェーズがあると思う
まず、自分なりに整理した「フェーズ」の話から。
資産形成には、ざっくり3つの段階があると感じています。
第1段階は、現金を貯めて土台を作る時期。
生活防衛資金を確保して、何があっても崩れない土台を先に固める段階です。
第2段階は、入金力で投資を育てる時期。
入金力というのは、「収入−支出」で毎月投資に回せる金額のこと。
この段階は、自分が積んだ金額がそのまま資産の伸びになります。
第3段階は、複利が主役になる時期。
正直に言うと、ここは自分がまだ立っていない段階なので、この先は見聞きした範囲の話になります。
資産が資産を生んで、運用の増え方が、自分の積立額を上回っていく。そういう世界だと言われています。
我が家は、「現金から入金力」の切り替わり目
では、我が家が今どこにいるかですが、正直に書くと「第1段階を抜けて、第2段階に入ったばかり」です。
経済的な中身をざっくり言うと、資産の大半はまだ現金で、投資(NISA)はその一部というバランスです。
生活防衛資金は現金で確保済み(第1段階はクリア)、その上で毎月コツコツ投資を育てている、というところです。
だから今の資産の伸びは、ほとんどが「自分がいくら積んだか」で決まります。
投資の運用益はまだ小さくて、複利の力はほとんど顔を出していません。
つまり、我が家は「入金力フェーズの入り口」。
投資が勝手に育つのを待つというより、まだ「自分で積んでいる」段階です。
このフェーズだから、今は「動く」のが正解
この「今どのフェーズか」がわかると、やるべきこともはっきりします。
入金力フェーズの今は、能動的に動くほど報われます。
支出を見直して積立額を増やす、家計を仕組み化する。動いた分だけ、数字が伸びるフェーズです。
逆に、複利フェーズに入ると、「何もしない」ほど報われるようになると言われます。
売らない、持ち続ける。そういう「動かない力」が効いてくる世界なんだと思います。
この逆転があるから、「今の自分はどっちにいるのか」を知るのは大事だと思います。
入金力フェーズなのに「複利で勝手に増える」と期待しすぎると、積立の手を緩めてしまう。
逆に、複利フェーズなのに動きすぎると、余計な売買でコストを増やしてしまうのかもしれません。
入金力フェーズで、我が家がやっていること
じゃあ具体的に何をしているのか、というと、やっているのはありふれたことばかりです。
ひとつは、毎月の積立を「仕組み」にして、意志に頼らないこと。
給料日に先取りで動かして、残った余りで暮らす。この話は別記事にも書きました。
もうひとつは、収入が上がったときに、その増えた分の一部をそのまま積立に乗せていくこと。
生活水準を一気に上げず、入金力を少しずつ厚くしていく。
どちらも派手さはないけれど、入金力フェーズではこの「地味な積み上げ」がそのまま成果になります。
複利が主役になる前の今は、ここを深追いするのが正解だと思っています。
いまのフェーズを、知っておくだけで戦える
こうやって「今は入金力フェーズ」とわかっておくだけで、思い込みで損をしにくくなります。
「そろそろ複利で勝手に増えるはず」と期待して、積立を緩めるのはまだ早い。
「市場が下がった」と落ち込むのも、今はおかしい。
だって、今の資産の伸びは自分の積立が主役だからです。
逆に、いずれ複利フェーズに入ったら、今度は「動かない耐え」が大事になっていく。
そのときが来たら、やるべきことを切り替えればいい。
まとめ:今は、動いた分だけ返ってくるフェーズ
資産形成には、現金を貯める・入金力で育てる・複利が主役になる、という3つのフェーズがあります。
そして、その段階ごとに「正しい動き方」が逆転していく。
我が家は今、現金で土台を固めたうえで、入金力で投資を育て始めた段階。
だから、動いた分だけ数字が返ってくる今を、ちゃんと動いて使い倒したいと思っています。
複利が主役になるのは、まだもう少し先。
それまでは、地味に積んで、その積み上げがそのまま成果になるこのフェーズを、楽しんでおこうと思います。
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積立枠を埋めたあと、次のフェーズで考えることはこちら:NISA1800万のあとどうする?我が家が考え始めた「投資継続 or 現金切替」の分岐



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