家計を整えても、収入はそう簡単に上がらない。
そう感じ始めたあたりから、転職という選択肢を視野に入れるようになりました。
これまで面談を受けたことがあったのはJAC Recruitmentだけ。
今回はもう一社、転職エージェント大手のリクルートエージェントの面談を受けてみました。
結論から言うと、面談スタイルがまったく違って、想像していなかった発見が複数ありました。
JAC経験者の目線で、リクルートエージェントの面談で何が起きたかを、なるべく素直に書いておきます。
面談前の期待と、想定外だった「求人ゼロ件」
リクルートエージェントの面談はZOOMで40〜50分ほど。
担当者は30〜40代の方でした。
JACの時に1時間で2件の求人を提示されていたので、内心「今回もどんな求人が出てくるんだろう」と思って臨んだのですが、蓋を開けてみるとリクルートエージェントは違うスタイルでした。
求人の提示は、ゼロ件。
代わりに時間の大半を使われたのは、こちらの経歴・希望・キャリア観の聞き取りでした。
不思議と違和感はなくて、「あ、こういう面談もあるんだ」とむしろ新鮮に感じたのが正直なところです。
山場|「仕組み化する力」が「巻き込んで動かしていく力」に言い換えられた瞬間
聞き取りの中で、自分の強みやスキルについて聞かれる場面がありました。
正直、自分の強みって普段あまり言語化していないんですよね。
とりとめのない経験談を話しながら、最後にぼそっと、
「仕組み化する力なんですかね」
と言ってみました。
それを受けて、担当者の方は少し笑顔を交えながら、こう返してくれました。
「いろいろ話を聞いた感じだと、どちらかというと、巻き込んで動かしていく力が強いのかなと思います」
トーンは淡々で、でも分析する目線がはっきりある言い方でした。
このひと言が、結構自分の中に刺さりました。
「仕組み化する力」も間違ってはいないと思うんですが、確かに自分は、誰かと一緒に何かを始めたり、運用するフェーズで詰まった経験ってほとんどないんですよね。
誰とでもうまくやっていける方だし、人を動かして仕組みを回していくのは、むしろ自然にやってきたタイプです。
自分の中ではぼんやりしていた強みの輪郭が、少しズラされた言葉で外から指してもらえると、こんなに納得感が出るんだ、という気づきがありました。
外の人が、自分の強みを言語化してくれる体験。
これはエージェント面談の隠れた価値だな、と感じています。
この「自分を外から言語化してもらう体験」は、面談を受けないと得にくいものでした。リクルートエージェントは面談もフォローもすべて無料なので、今すぐ動くつもりがなくても、市場の中の自分を確認する場として気軽に使えます。
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想定外②|食品業界への「業界を変えろ」ではない提案
もうひとつ印象的だったのが、自分が今いる食品業界への向き合い方です。
リアルなところとして、
- 食品業界は他業種に比べて年収水準が低めなこと
- 年齢的にも動くなら早いほうがいいこと
このあたりは率直に話してくれました。
「え、そうなの!?」と内心思ったのは、食品業界が低めの年収水準でも成り立つ理由でした。
食の世界は、その分野が好きで支えている人たちがいる業界で、他業種と直接比較しても成立してしまうのだ、と。
業界としてもなくならない安定感はある、とも。
ここまで聞いて、てっきり「業界を変えるべきです」みたいな提案が来るんだろうな、と身構えていたんですが、担当者の方はそうは言いませんでした。
「ご自身の場合は、自然体で活躍できるのはたぶん同業種なんじゃないかな、という印象を持ちました」
これも、想定外でした。
転職エージェントといえば、年収の高い業界に動かしにいくのが商売のようなものだと、どこかで思っていたところがあります。
そこをあえて「同業種で自然体」と提案してくれたのは、こちらに無理をさせない姿勢を感じる場面でした。
リクルートエージェントの仕組みについて分かったこと
面談中に紹介された運用面の話も書いておきます。
- 面談後はメールで求人がちょいちょい届く
- 気になる求人があれば「気になる」ボタンを押しておく
- その情報は担当者にも共有され、似た求人がさらに届きやすくなる
- 1日5分くらい時間を取って、気になる求人を貯めていく運用がおすすめされた
- 気になるボタンを押すと、企業側からオファーが来る場合もあるとのこと
- AIによるマッチング解析もあるそう
「気になるを押すだけで自分の求人傾向が分析されていく」というのは、面接エージェントというよりプラットフォーム的な進化を感じる仕組みでした。
それともうひとつ、これは制度設計として大きなポイントだと感じたのが、面談を担当する人と、企業担当の人が分業されているということ。
JACの場合は、企業担当者が面談も同時にやるケースが多いそうで、その分企業側に寄った話になることもある、とのこと。
リクルートエージェントは面談担当が応募者に寄り添う立ち位置で、企業担当は別、という構造になっているそうです。
これは大企業ならではの人的リソースの分け方だな、と感じる場面でした。
スケジュール感の提案も明確だった
面談の最後に、次のステップの提案がありました。
- 2週間後の土日までに書類を見直す
- その時点で、次のステップに進むかどうかを話す
「動かないといけない焦り」を強要するわけではなく、こちらが主体的に動ける2週間を渡してくれた感覚です。
JACの時は割と、企業の情報を出してもらって動いていくスタイルだったので、ここも対比がありました。
JACとの体感比較
正直に並べると、こうなります。
| 項目 | リクルートエージェント | JAC Recruitment |
|---|---|---|
| 面談での求人提示 | ゼロ件(聞き取り中心) | 2件 |
| 担当者の業種理解 | 同業種に特化はしていない | 同じく強くはなかった |
| 年収帯の提示 | 現年収を考慮して提示の予告あり | 800万スタート級のオファーあり |
| 担当の構造 | 面談担当と企業担当が分業 | 企業担当が面談も担当することが多いとのこと |
| 面談スタイル | 内省・聞き取り型 | 求人提示・条件すり合わせ型 |
| フォロー | メール+気になるボタン+AI解析 | メール+自分でサイト検索 |
数字や項目で並べると、同等という感覚です。
ただ、自分自身の主観としてはこんな違いを感じています。
- 市場調査として「自分の市場価値」を即効で確認したいなら、JACの即効感は強い
- 自分の方向性に内省を絡めて、腰を据えて進めたいなら、リクルートエージェントの聞き取り型が向いている
つまり、一長一短。
今のフェーズで選ぶしかない、というのが今の僕の結論です。
まとめ|面談で得たいちばんの収穫
リクルートエージェントの面談を受けて、いちばん残ったのはやっぱりこれです。
自分の強みを、他人が言語化してくれる体験。
「仕組み化する力」を「巻き込んで動かしていく力」と言い換えてもらった瞬間、自分の中で曖昧だった輪郭が、外から少し当て直されました。
これは、面談を受けないと得にくい体験だと感じています。
転職するかどうかはまだ決めていません。
でも、こうしたエージェント面談を「市場の中での自分を確認する場」として使うなら、年に一度くらい受けてもいいのかもな、というのが今の感覚です。
転職エージェントは、すぐに動くためだけのサービスではなくて、今の場所に居続けるかどうかを判断する材料を集める場所でもある。
そんな見方が、今回の面談を通じてできるようになりました。
リクルートエージェントは、書類提出から面談、フォローまで、すべて無料で使えます。
気になる方は、まず公式サイトで雰囲気だけでも見てみるのがおすすめです。
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