車の任意保険を、月払いから年払いに切り替えました。
年払いのほうが安かったからです。
そのかわり来月は、1年分の保険料がまとめて引き落とされます。
我が家の場合は、約3万円が一括で出ていきます。
年払いにしたのだから当然なのですが、引き落とし月だけは「今月、重いな」と感じます。
この「一括の凸」を、家計でどうならすか。
結論から書くと、こうした出費は「臨時出費」ではなく「年1回の固定費」として定位置を作るだけで、家計はぐっと落ち着きます。
この記事では、我が家が実際にどう処理したかを整理しました。
年払いはお得。でも、引き落とし月だけ家計が乱れる
まず前提として、年払いや一括払いは、月払いを12回するより安くなることが多いです。
割引が効くぶん、年間で見ればお得。
これは間違いありません。
ただ、引き落とし月だけは支出が大きく膨らみます。
ここで「予定外の出費が来た」と身構えてしまいがちなんですが、よく考えると、これは予定外でもなんでもありません。
来月払うはずだったお金を、まとめて先に払っただけ。
損をしたわけではなく、支払いのタイミングが前にずれただけです。
まずはここを、慌てる出費ではなく「前払い」と捉え直すのが第一歩だと思いました。
一括の凸、2つの処理方法で迷った
捉え方が整理できても、実務として「来月の膨らみ」をどう吸収するかは残ります。
我が家では、2つの方法で迷いました。
ひとつ目(方法A)は、今月の増えたぶんを貯金から一度補填して、翌年からは最初から年間予算に組み込んでおく、というやり方です。
一度処理してしまえば、翌年以降は何もしなくていいのが利点です。
ふたつ目(方法B)は、一括で出たぶんを、毎月12分の1ずつ貯金に戻していくやり方です。
月払いの感覚に近くて、なんとなく安心感はあります。
ただ、毎月の戻し作業が12回発生するし、途中で戻し忘れるリスクもあります。
我が家は、方法Aにしました。
方法Bは、せっかく年払いにしてお得を取ったのに、毎月の手間としては月払いの感覚に引き戻している感じがしたからです。
しかも、毎月の地味な作業は続きにくい。
一回で処理して仕組みにしてしまうほうが、自分には合っていました。
「臨時出費」ではなく「年1回の固定費」として定位置を作る
方法Aで大事なのは、翌年からの扱いです。
今年だけは、貯金からの一時的な補填で乗り切る。
そして翌年からは、車関連の年間予算の中に「自動車保険(年払い)」という項目として、最初から組み込んでおきます。
こうして予算の中に定位置を作ってしまえば、もう毎年慌てることはありません。
「年に1回、この月にドカッと出るもの」として最初から見込んでおけば、それは突発的な出費ではなく、ただの固定費です。
臨時出費だと思うと身構えるけれど、年1回の固定費だと捉え直すと、不思議と落ち着きます。
この発想は、年払い・一括払い全般に使える
考えてみると、家計には「年に1回ドカッと出るもの」が、保険のほかにもけっこうあります。
自動車税(毎年5月)、車検(2年に1回)、火災保険や地震保険、固定資産税、NHKの受信料、各種の年会費。
どれも、月単位で家計簿を眺めているだけだと見えにくくて、その月になって「いきなり膨らんだ」と慌てるやつです。
これらを「年間に出る固定費」としてまとめて把握しておくと、急に膨らんで慌てる、がなくなります。
月単位ではなく年単位で支出を眺めると、月の表ではならされて見えない「年1回の凸」が、事前にちゃんと見えてきます。
ついでに、先取りで備えるとさらに安定する
もうひと工夫するなら、翌年の年払いに向けて、毎月少しずつ先取りで積み立てておく方法もあります。
これは方法B(過去に出たぶんを戻す)とは似て非なるもので、「来年の支払いに前もって備える」前向きな積立です。
自動積立にできるなら、来年その月が来たときには「もう貯まっている」状態になっていて、いちばん心が穏やかかもしれません。
ただ、手動で毎月続けるのが難しいなら、無理にここまでやらなくても大丈夫だと思います。
方法Aの「一回処理して予算化する」シンプルさだけでも、十分に凸はならせます。
まとめ
年払い・一括払いは、年間で見ればお得です。
でも、引き落とし月の凸の処理でつまずきやすい。
毎月チマチマ戻すより、一回処理して翌年から年間予算に組み込むほうが、仕組みとしてずっと楽でした。
臨時出費だと捉えると慌てるけれど、年1回の固定費だと捉え直すと落ち着く。
そして年単位で固定費を眺めれば、突発的に見える支出も、たいていは事前に予測できます。
結局のところ、捉え方と仕組みを少し変えるだけで、家計の一時的な凸はならせるんだな、と感じた一件でした。
なお、年払いが誰にとっても正解とは限りません。
手元の資金が薄いときは、一括の負担を避けて月払いにしておくほうが安全な場合もあります。
これはあくまで、年払いを選んだあとの家計処理の考え方として書きました。
こういう「お金にあらかじめ役割を決めておく」発想については、我が家のバケツ分け家計の記事にも書いています。



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